大森であべ川餅がおいしいと評判の和菓子屋「餅甚」とは?

大森の旧東海道沿いに古くからある和菓子屋「餅甚」をご存知でしょうか。

初代が享保元年に茶店として創業し、明治時代には茶店から和菓子屋に変わったようですが、特に有名なのは創業当時から作り続けている「あべ川餅」です。

大森の旧東海道沿いにある「餅甚」は大森の旧東海道沿いにある和菓子屋さんで、大森宿では約300年「あべ川餅」を看板に掲げてきた老舗中の老舗です。

現在で11代目まで続いており、看板商品である「あべ川餅」以外にも、赤飯やおこわ、団子など、季節の生菓子がずらっと店舗に並んでいます。

餅甚のあべ川餅の特徴は?

あべ川餅は、その昔、徳川家康が駿河国安倍川岸の茶店に立ち寄り食べた餅がルーツといわれています。

静岡の名産品としても有名ですが、静岡のあべ川餅は餅にきな粉や餡をつけていただきますが、餅甚の場合はきな粉以外に黒蜜をたっぷりかけていただきます。

1口くらいの大きさに丸められた平たい餅に、きな粉とたっぷりの特製の黒蜜が添えられたあべ川餅を食べると、しっかりとしたコシとふんわりとした食感とのど越しをたのしむことができます。

なぜ餅甚のあべ川餅はとても柔らかい?

柔らかいお餅の秘密はつく回数にあるようです。焼いて食べる餅よりも10倍以上多くつき、つき過ぎてコシを失わないように、季節によってつき加減などを変えているようです。

つき立てのお餅が一番おいしいのは間違いないですが、工夫されたつき方をされているので、買った翌朝になっても固くならず、柔らい伸びを維持することができています。

洋風焼き菓子も人気!

餅甚のショウウインドウを眺めると、あべ川餅以外にも色々な和菓子が並んでいるのを目にすることができます。

コーヒーにも合う洋風の焼き菓子「みはら娘」や、地元の人たちにも評判が高い赤飯など、人気の高い商品は色々です。

土日などは看板商品の「あべ川餅」や「みはら娘」を求め、東京以外の近県からもたくさんのお客さんが訪れるようです。

お店でしか買うことができない!

Webサイトでの注文やデパートでの出店などは行わず、このお店に足を運んだ人にしか買うことができない温かさと親しみやすさにあふれた和菓子屋だといえるでしょう。

口コミなどであべ川餅の評価も高いことから、知る人ぞ知るという名店ではありませんが、大森に住んでいるのなら食べておきたい和菓子だと言えます。
一度足を運んでみてはいかがでしょう。やみつきになるかもしれません。

【餅甚】
所在:東京都大田区大森東1-4-3
アクセス:京浜急行線平和島駅から徒歩約5分
電話番号:03-3761-6196
営業時間:8:30~19:00
定休日:火曜日