春は入社や異動、入学などイベントが満載ですので、それに伴う引っ越しも増えます。まさに住み替えシーズンともいえる1~3月は、不動産取引も活発に行われますので、中古マンションなどの売買も多くみられます。
しかし気になるのは今後の動向で、価格相場が下がることを懸念して今のうちに売ろうと考えても、実際には割高な物件は売れないという傾向もみられます。
価格に大きな変動は起きていない
中古でも新築でも、マンション価格相場のピークは今だと考える人は少なくありません。中古マンションの価格を多少高く設定していても売れるだろうと考えることもあるでしょうが、物件数自体が増加していることや、購入希望者の選別も厳しくなっていますので割高な物件は売れていません。
新築マンションもここ数年、値上がり傾向にあることで高値に張り付いた状態のため、すぐに売れるということは少なくなってはいます。ただし、在庫を残さないために値下げになるケースが増えているほどではありません。
中古マンションも新築マンションも、現在は価格にそれほど大きな変動は起きていないといえますが、この先も価格は下がらず停滞するのでしょうか。
不動産価格の相場の波は誰にも予測できない?
専門家によって見解がわかれるところで、新聞や雑誌では不動産バブルの状態と判断しているケースなどでは、今がピークなのでもう少し待つと段々価格は下がってくるとみているようです。
しかし、実際に不動産を売却しようと考えている人の場合、不動産価格が下がるだろうと考える人の割合は減少しているともいわれています。
不動産価格の相場は、大きな波を数年単位で繰り返す動きが見られますが、その波が何年ごとなのかは予測できません。
エリアの相場と物件ごとの相場は同じとは限らない
あるエリアの平均価格が横ばい状態でも、プレミアムマンションだけは値上がりしていて、隣接する築年数が経過した古いマンションは値下がりしているというケースもあります。
この価格がピークだろうと数年前に売りだされたマンションが、数年後に坪単価を上げて売れた事例もあるくらいです。
希望する物件があるなら物件ごとの価格動向をチェック!
売る立場としては、なるべく高く売りたいと考えるものですが、買う立場としては欲しい物件が売りに出るかを重視します。そのため、人気の高いマンションなら購入を希望する人が集まりやすくなってしまいます。
特に都心でマンション購入を希望する人は、このくらいの金額なら買うという線引きをしていることが多いので、予算よりも高ければ値下げ交渉を行い、交渉が不成立に終われば購入しないという傾向もみられます。
現在の傾向というよりも、物件ごとの価格動向を確認することのほうが重要になると考えられるでしょう。




