人にも寿命がありますが、マンションなど建物も経年により劣化していきますので、いずれは寿命を迎える事になります。
一戸建て住宅に住んでいるのなら、建物が寿命を迎えたと判断する場合、自身で建て替えを検討することになるでしょうが、色々な人が住んでいるマンションの場合はどうなるのでしょうか。
老朽化した中古マンションは、管理組合も高年齢化し、大規模修繕を行うには多額の費用がかかります。しかし、その大規模修繕を行うための資金が不足している老朽化マンションが多く存在している状況です。
マンションブーム時代のマンションはすっかり老朽化
老朽化した中古マンションを仮に相続した場合、既に相続した子が独立して別に家を構えている場合など、誰も住むことなく空き家になってしまいます。
第1次マンションブームである1963~1964年くらいに建ったマンションなどは、居住者だけでなくマンション自体も高齢化しているので、相続が生じている状態と言えるでしょう。
管理組合の役員になる人も減ってしまっている状況が考えられますし、そのような中でもマンションを維持するためには改修するための費用を確保しなければなりません。
マンションの行きつく先は?
マンションを維持するためには、管理費や修繕積立金が必要ですが、相続して空き家にしておいたとしても支払う必要が出てきます。
マンションは12~15年に一度は大規模な修繕工事を行い、共有部分を補修してくことになりますが、新築当初は7,000円くらいだった積立金が修繕計画の見直しで月2万以上徴収しなければ不足が生じると判断され、3倍以上値上げされたというケースもあるのです。
いずれ大規模修繕で対応しきれなくなれば建て替えが必要になるでしょうしが、高齢者の多い老朽化マンションで多額の費用を必要とする建て替えを希望する人は多くいないと考えられます。
大規模修繕や建て替えを行わないとすれば、行きつく先は解体するという事になるでしょう。しかし、マンションを解体して土地を売却したと考えても、損失がでることが多いとも考えられます。
老朽化したマンションを相続したら?
もし老朽化したマンションを相続してしまった場合、どのくらい老朽化しているのにもよりますが、現実的な解決問題としてなるべく早く売却することが考えられます。自分が住むわけではないのなら、修繕積立金や管理費を支払い続けてもマンション価値は年々下がっていきます。
老朽化していると言っても中古マンションを購入することを希望する人は少なくありませんので、買い手はつきやすいかもしれません。




