住宅ローンにつきものの団信とは?

住宅購入は『人生最大の買い物』なのではないでしょうか?額が大きいだけに、もし、ローン支払いの途中で亡くなってしまうと家族に負債を残すのではないかと心配です。そんな時に、生命保険で精算できるのが、『団体信用保険=団信』です。住宅ローンにつきものの『団信』についてお話しましょう。

■『団信』加入が条件のローンは多い
住宅ローンは、高額な上に返済期間が長期にわたる場合が想定されます。
35年ローンも当たり前ですから、途中でどんなアクシデントが起こる変わりません。
一家の大黒柱を失えば、住宅ローンの返済が計画通りに行かなくなることが予想されますし、融資を行う金融機関にとってもリスクになります。
そこで、ほとんどの住宅ローンでは、『団体信用保険=団信』への加入が貸付条件となっています。
保険加入が条件となるということは、健康診査に通らなければローンが組めないと言うことですから、住宅ローン申込みの時には、健康であることも大事なポイントになります。
これは借り換えの場合でも同じです。
加入の条件がやや広げられた『ワイド団信』というものもありますから、標準的な『団信』の審査通過が厳しい場合には、審査を受けてみると良いでしょう。ただし、金利が0.2%~0.3%高くなります。

■『団信』の加入の仕方について
フラット35や一部の民間住宅ローンでは、『団信』加入が任意となっている場合もあります。
こうした場合に『団信』を利用する場合には、ローン契約時に一括で特約料(保険料)を支払います。
特約料は1,000万円あたり年間36,000円程度で、ローン残高によって計算されます。
夫婦が連帯債務者になっている場合には、『デュエット』という、保険があります。
この保険では、夫婦いずれかが亡くなった、あるいは、高度障害状態になった場合に適応でき、住宅の持分や返済額に関係なく、全額弁済されます。
また、最近では三大疾病保障付き、七大疾病保障付きなど、一般的な『団信』に付いているケースもあります。疾病保障の保険をまとめられて、保険料がお得になる場合もあります。
ただし、保険金の支払われ方に違い(月払いののち全額弁済に手続きに移るなど)がありますから、確認しておきましょう。

■保障事項に当てはまる状況が発生したら?
ローン契約者が亡くなった場合、重度障害など契約内容にあてはまる状況が発生した場合には、速やかに契約金融機関に連絡しましょう。
バタバタして“連絡なく返済が遅れた”という扱いになれば、一部の利息がカバーされず、支払いが発生することになりかねません。
「健康であることがより条件の良いローン利用につながること」と、「保険にかかる状況は速やかに銀行に連絡する」ということを覚えておきましょう。