物件選びの注意点~失敗しない家選び

一生に一度の買い物になるかもしれませんから、家選びには慎重になりますね。立地や、住宅の質や作りはもちろん、物件価格や支払い額についても重要なポイントです。物件選びの注意点についてお話しましょう。

■優先順位と予算を決める
物件選びのポイントには、手を加えて変えることができる条件と、個人の力ではどうしようもない条件があります。
家そのものについては、リフォームや建替えなどで対応できますが、交通アクセスや環境については、あるがままを受け入れることになるでしょう。
そこで、物件選びを始めるときには、優先順位を決めておくことをおすすめします。
一般的に需要の高い、都心など便利の良い場所、駅へのアクセスが良いは価格が高くなります。
住宅に広さや庭付きといった条件を求めるなら、大きな予算が必要となります。
返済額が収入の25%までを目安にし、30%を超えるとややタイトになってくることを覚えておきましょう。
都心への通勤条件を重視するなら、大きさをホドホドにする、穴場となる沿線をチェックする、中古物件も視野に入れる探し方が良いでしょう。
どんな生活スタイルにしたいのか、何のために住宅購入を考えているのか、再確認してから始動するとブレずに物件選びができ、失敗が少ないです。

■中古物件は買いなのか?
ストック住宅の活用が、国土交通省の後ろ盾もあって盛んになってきています。
かつての中古物件といえば、ケースごとに瑕疵に対する対応が違っていて、購入後のリフォーム費用が大きくなってしまうかもという不安要素がありました。
しかし、ストック住宅活用にあたって、ホームインスペクション(住宅診断)や、瑕疵保険などの整備も進み、品質が保証された中古物件が豊富になってきました。
建築に詳しく、とにかく安く買いたいという人は、現状渡しをえらぶのもありですし、ある程度の保証がある物件が良いと考えるなら、瑕疵保険付きを選ぶのがおすすめです。
また、都心に近くても古い建物が多く残っているエリアでは、とても良い立地に中古物件が出ることがあるのも注目です。

■希望エリアに強い業者に問い合わせ
現在、開発の波が来ているエリアで中古物件を探すなら、大井町が注目です。
隣の品川駅へは、リニア新幹線構想が進行中ですし、品川―田端間には山手線新駅が作られます。
大井町駅エリアでは、大きな複合施設「シティタワー大井町」の居住部分への分譲も始まっています。
物件選びには、良い情報をすばやくキャッチすることが大切です。
希望エリアの地元情報に詳しい不動産屋に相談してみましょう。