家が欲しい!物件選びの時期はいつ?

マイホーム購入は、大きな買い物ですし、物件選びにもしっかり時間をかけたいと言う方が多いのではないでしょうか。家の購入を考える場合には、生活の拠点になるエリアもある程度決まって、通勤、通学に便利な場所で探すケースがほとんどです。物件選びの時期についてお話ししましょう。

■値下げしやすい時期はあるの?
大手住宅メーカーが手がける場合、決算期にあわせて在庫物件を整理するための損切が行われる傾向があります。
新車の価格交渉も、3月等の決算期に向けてしやすくなると言われていますが、住宅でも同じことが起こりやすくなると言うわけです。
特に建売の場合には、物件が既に出来上がっていますから、3月上旬までに契約が取れればギリギリ決算に間に合わせられます。
申込み、ローン仮審査、契約、ローン本審査、精算といった手順を踏んでいきますから、1~2ヶ月のゆとりはほしいところです。
情報を集め、物件を比較検討するには1ヶ月は欲しいと考えると1月くらいから物件選びをはじめて2月中には申込み、3月に入る頃には契約、ローン本審査と進める感じになるでしょう。
ただ、引っ越しのタイミングがシーズンにぶつかっているので、料金が高く、業者が頼みにくいというデメリットが出てきそうです。

■ライフプランにあわせて選ぶ
長い目で見ると、ライフプランで時期を選び、予算、スケジュールに無理の出ないように考えて物件選びを進めるのがおすすめです。
候補地を絞るためにも、ある程度の情報が必要ですし、突然思い立って物件選びを始めるより、「第1子が小学校入学のタイミングで…
など、ライフプランにあわせた長期計画で考えるのが後悔しない家選びになるでしょう。
候補に上がったエリアの相場、物件情報を集め、交通アクセスとあわせて、教育事情や学校環境なども調査する余裕があれば、十分吟味することができます。
物件選びに関しては、それぞれの価値観や条件によって、満足できる物件の基準が変わって来ます。
ライフプランにあったタイミング、条件にあった物件との出会いがマッチした購入ができるのが一番です。

■物件選びのスケジュール
・マイホームがほしいと思ったら情報集めスタート
・引っ越し希望時期の3ヶ月前から本格的な物件選び
・引き渡し1ヶ月前には契約、ローン本審査に入るようにする
引っ越し希望時期にこだわらないのであれば、じっくり物件を吟味する中で、「これだ!」という物件との出会いをきっかけに決める人もいます。
予算、購入の目的など、物件選びの条件が固まっていれば、衝動買いのキケンを避けながら、満足度の高い物件購入ができそうですね。
少しずつ情報を集めて、計画を具体的にしていくと良いでしょう。