住宅ローンは毎月返済とボーナス併用返済のどちらが良い?

マイホームを購入する際に住宅ローンを利用する人がほとんどでしょうが、ただ家が欲しいからと無謀な借入れをするのではなく、しっかりと着実に返済していけるような計画を立てることが重要です。
住宅ローンの返済方法は2種類あり、毎月一定額を返済する方法、そしてボーナス月に返済額を増額させることで毎月の返済額を抑えて返すという方法があります。
家計への負担に無理が生じないようにするためにも、毎月返済、そしてボーナス併用返済のどちらを選ぶべきか良く考えることが必要です。

ライフプランを立てた上で検討することが重要

収入の実態にあった返済計画を立てるためにも、どちらの返済方法を選択するべきか考えて行きましょう。

契約した後で返済方法を変更することは、原則としてできないことになっています。そのため契約前に自身のライフプランなどを考慮しながら、慎重に検討していきましょう。

毎月返済とボーナス併用返済は返済額に差が生じる?

例えばマイホーム資金として3,000万円を住宅ローンから借入れするとします。30年間で返済する形として、利率は変動しないと仮定して2.675%、返済方法は元利均等返済とすると次のように金額に違いが生じます。

まず、毎月の返済額は121,284円です。
ボーナス併用返済の場合、例えばボーナス返済元金が借入額20%のケースでは、毎月の返済額は97,028円となり、ボーナス月の返済加算額(6か月に1度)は146,068円です。

ボーナス返済元金が借入額の40%の場合では、毎月の返済額は72,771円となり、ボーナス月の返済加算額292,136円です。

なお、契約商品によって、借入金額、ボーナス返済割合、返済期間の上限などがありますし、簡易計算による概算金額のためあくまでも目安として参考にしてください。変動金利型を選択した場合には、返済中に支払金額が変更になる場合もあります。

繰上返済は利用したほうが良い?

現在の金利水準の場合、定期預金などで余裕資金を運用するより早く住宅ローンの残高を減らしたほうが良いと考える人もいるでしょう。

毎月返済を選択していても、途中で繰上返済を行えば利息を抑える事ができ、結果として総返済額を少なくする事もできると考えるかもしれません。

しかし将来必要となる教育資金や住宅のリフォーム費用など、ライフイベントごとに大きな出費も予測されます。そこで、繰上返済を検討する場合には、ライフプラン上支障がないかを良く考えた上で決める様にしましょう。

どちらを選択するのかは人それぞれ

毎月返済にするのか、それともボーナス併用で返済するのか、どちらが良いかは収入の実態や今後予定されているライフイベントなどによって異なります。

また、住宅ローン控除を受ける予定がある場合、繰上返済した後の借入期間が10年未満になると控除対象から外れることも踏まえて検討しましょう。