マンションを売却する場合、中古マンション市場がどのような状態かを知っておかなければ損をする可能性があります。仮に今が売り手市場なら、あまり売り急ぐことなく希望売却価格で買いたいという人があらわれるまで待っていても良いでしょう。
しかし買い手市場の場合、希望価格で買いたい人があらわれるのを待っていては、いつまでたっても販売できない可能性があります。
長く売れないまま売りに出されていると、何か問題ある物件だと判断されてしまい、仮に値引きをしたとしても売れにくくなってしまうかもしれません。
そこで、現在、そして将来的に、中古マンションの市場動向についてどのような動きが見られるのかを考察していくことで、うまくマンション売却を進めていくことができるはずです。
中古マンションは売れにくくなっている?
マクロ的に市場全体を見た場合、中古マンションは売れにくくなった時代に直面していると言えます。まず日本は人口が減少しており、世帯数は2015年の5,100万世帯をピークに、2035年頃には4,900万世帯まで減少すると考えられています。
また、現在は高度経済成長期のような国民全体の経済力が上るかまで見通しが立っていない状態です。経済は多少良くなったとしても、大手と中小という企業の規模の際や、正規と非正規という雇用形態による格差が広がれば、マンション市場全体の需要も拡大されると言えなくなります。
一時期のように不動産を所有することに強く憧れを抱く人が少なくなりつつあり、一生賃貸で良いと考える割合が増えている点にも注意が必要です。
エリアによってはマンションが売れやすいケースもある
このように、マクロ的にみれば中古マンション市場は厳しい状態にあると言えます。
しかし、人口が増えているエリアや、大規模な開発が進んでいるエリア、そして街中エリアなど、場所によってはマンションの人気も高まっています。
顧客ニーズにあった場所でのマンション需要は増えているので、同じ中古マンション市場でも場所によって人気の格差が広がっていると言えるでしょう。
自己判断よりは専門家に相談したほうが良い?
マンション供給過多と需要の減少により買い手市場となれば、希望する金額で売ることはできなくなるかもしれません。しかしニーズの多様化や魅力の高いエリアなら、売り手市場で売買できるケースもあるようです。
保有するマンションの立地条件、それに間取りや広さなどを確認した上で、マンションを購入しなければ最終的に売却に至らなくなると言えるでしょう。
良いマンションを手にいれ、売却する時には査定を受け、専門家などに相談しながら売れやすい価格を設定していくことが必要です。自分の感覚だけで販売価格を決めてしまうと、売るに売れなくなる可能性もあると知っておきましょう



