「村岡花子」の暮らした町でおいしい鰻を食べるなら「大森 野田岩」

大森には馬込文士村と言われている地域があります。大正から昭和初期にかけ、多くの作家、小説家、芸術家などが移り住み、最も多い時で80名近く住んでいたと言われている場所です。

その中で、赤毛のアンを始め、あしながおじさん、フランダースの犬、ふしぎな国のアリスなど、数々の著訳書で有名な翻訳家であり児童文学者である村岡花子さんが大好きだった「大森 野田岩」というお店をご存知でしょうか。

老舗鰻屋で有名な「大森 野田岩」

文豪の街と言われている地域で、鰻重がとってもおいしいと話題の「大森 野田岩」。村岡花子ゆかりの大田区マップにもしっかりと「野田岩蒲焼店」の記載がされています。

大森には有名な鰻屋さんがたくさんありますが、その中でも「大森 野田岩」は超有名店とも言える飯倉の野田岩から1935年に暖簾分けされ独立した江戸前蒲焼きで有名なお店です。

場所はJR大森駅から歩いて5分ほどの所で、ミルパ商店街から一歩入った路地にある割烹小料理屋を思わせる外観が印象的なお店です。

人気の鰻重の特徴は?

1階は禁煙のテーブル席、2階は個室の座敷となっており、当然ですがお品書きには鰻の文字が並びます。

鰻重も2種類の値段設定がありますが、半身、または一尾なのかで異なります。上、特上とランクが高くなる分、鰻の厚みも変わりますが、使用している鰻の種類は同じです。

口にいれるとふわふわの鰻がホロっと崩れる瞬間がたまらないと言えますが、これほどやわらかい鰻を崩さずきれいに焼き上げているのはまさに芸術とも言えます。

蒸してから焼くのでとてもやわらかく、新鮮な緑色の山椒もぴったり合いますし、タレも濃過ぎずそして甘過ぎず、鰻の脂にも負けない深さが感じられる味わいです。粘りの少ない米を使っているからか、やわらかな鰻と良くマッチしていると感じられるはずです。

村岡花子さんが大好きな人も鰻が大好きな人も・・・

人気店のため、前もって予約を入れておいたほうが安心しておいしい鰻を食べることができるはずです。また、お弁当をテイクアウトしたい場合なども事前に連絡しておいたほうが良いでしょう。

村岡花子さんは出前でも注文していたそうですが、上鰻重の一尾を頼むことが多かったようなので、ファンなら一度は足を運んでおきたいお店です。ぜひ上品でおいしい鰻重を堪能してみてはいかがでしょう。

【大森 野田岩】
所在:東京都大田区大森北1-30-8
電話番号:03-3761-4110
アクセス:大森駅から422m
定休日:水曜日・最終日曜日