物件選びで後悔しないためのチェックポイント

マイホーム購入は大きなお金が動きますし、生活の拠点を決める大きな決断が必要です。高たらこそ、物件選びで後悔したくないないですね。マイホーム購入経験者は、どんなことに後悔している人が多いのでしょう?物件選びの後悔しないためのチェックポイントについてお話しましょう。

■環境がライフスタイル嗜好にあっている?
賑やかで便利なところは一見暮らしやすそうですが、人の出入りが激しい場所では、治安に不安を感じる場合があります。
スーパーが妙に高級志向、逆に安いけれど洒落た品揃えがないなど、生活スタイルの方向性がズレていると居心地が悪いので注意が必要です。
また、最開発で生まれたアッパー層をターゲットにしたエリアでは、生活レベルを維持するのにお金がかかります。
郊外でのんびりくらいしたいと思って選んだものの、ガラの悪い住人が多く、学校では学級崩壊していて、学力レベルも低く、悩んでいるというケースも見聞きします。
その土地特有の環境と言うものは、個人の力で変えることができませんから、暮らしに馴染めるのか、現地に行って、街の雰囲気を感じてきましょう。
もちろん、通学通勤アクセスなど、日常良く利用する場所に行きやすいことも大事です。

■物件そのもののスペックをチェック
・築年数、リフォームなどの経費見積もり
・目的にあった間取り、環境が確保できるか
・建物躯体に問題が無く、カビや害虫被害の跡がない
・個性的すぎない一般的な間取りである
こうした建物そのものの状態をチェックは当然ですが、もし、売却したいと思った時に売れやすい物件かというのも大事なポイントです。
将来、住み替えしたいと思った時に、買い手が見つかりやすい条件がそろっていれば、資産価値の目減りを防ぐことができます。

■予算がタイトで後悔するのはツライ
物件選びの中で後悔の対象になりやすいのは「予算」です。
マイホーム購入を進めているときというのは、「ここで費用を削って後悔したくない」という思いが強くなっています。
「家族旅行を減らせば済むことだ」とか、「車のランクを下げればよい」などと、その後の暮らしや、もしもの時の備えに対して、その場になって考えたら良いのだからと自分を納得させてしまいがちです。
しかし、マイホームのローンは長期に渡って、毎月必ず支払いを続けなければならないものですから、切り詰めた生活があまりに続くのもツライものです。
せっかくマイホームを手に入れたのに、光熱費にピリピリしたり、たまにちょっと贅沢する余裕すらなかったりでは、何のためのマイホームかわからなくなってしまいます。
見通しを持って予算を立て、無理のない範囲で物件選びをしたいですね。