ローン保証料って何なの?

住宅ローン保証料って何なの?

マイホーム購入にあたり、住宅ローンを利用する際に、必ず諸費用見積もりの中に出てくるものの一つがこのローン保証料です。
「ローン保証料」というのはいったい何なのでしょうか?
いったい何を保証するというのでしょうか?

最近は住宅ローンを借りる際に連帯保証人を付けないことが多くなりました。
そのため、借入を行った人が返済できなくなると金融機関は困ってしまいます。
そのリスクを軽減させるために保証会社が利用してリスク軽減を図ります。
その保証会社を利用する場合、タダという訳にはいきません。
その際に一定割合の費用が必要となりますが、それがローン保証料と呼ばれるものです。

基本的に住宅ローンは機関保証というシステムを導入していて、債務者(住宅ローン契約者)と銀行などの金融機関、そして保証会社で成り立っています。

通常は債務者(住宅ローン契約者)が金融機関に毎月ローン返済を行いますが、それが滞った際には保証会社が金融機関に代位弁済(債務者の代わりに返済をする事)を行います。

大谷です

一言でいえば、ローンを借りた人がローンの返済が出来なくなった時に、その人に代わって保証会社にローンの返済を肩代わりしてもらうために必要なお金です。

1.保証会社は各金融機関によって違う

各金融機関は、それぞれ利用する保証会社が決まっています。
ほとんどの銀行が、グループ会社に保証会社を持っていて、そこを利用します。

たとえば、みずほ銀行なら「みずほ信用保証株式会社」、りそな銀行なら「りそな保証株式会社」、三菱UFJ銀行なら「ダイヤモンド信用保証株式会社」などがそうです。

独自の保証会社を持っていない信用金庫などでは、「全国保証株式会社」や「一般社団法人しんきん保証基金」などを利用します。

支払が出来なくなった時、保証会社が代わりに支払ってくれるなら、ローン返済をしなくてもいいじゃん!」なんて、愚かな考えは持たないようにして下さい。
ローンの返済が遅れたり滞ったりすれば、当然、個人信用情報会社にその情報が登録されてしまいますので、今後あらたにカードを作ったり、ローンを借りようとした時に不承認を受けてしまう事があります。

大谷です

また、何ヶ月も支払が滞れば、当然、信用保証会社から法的措置を取られて、最悪の場合、せっかく購入したマイホームを競売で取られたり、給与の差し押さえされる事もありますので、ローンは遅れることなく返済して下さい。

2.ローン保証料の支払い方法

ローン保証料の支払い方法は2種類あり、自己資金や自分のライフプラン等から考えて選択するのがベストです。
支払方法には、「外枠方式」と「内枠方式」があります。


外枠方式は、ローン融資を受けるときに、最初に一括して現金で支払う方法です。
金融機関、借入期間によって、金額の違いがありますが、数十万円から100万円以上掛かる場合があります。

内枠方式に比べてトータル的に支払う金額が少なくなりますので、自己資金に余裕がある場合にはこちらを選択した方が有利になると思います。
借入額の2%ほどが一般的な保証料となります。

参考としてみずほ銀行の保証料一覧表を載せておきます。
なお、この保証料以外に保証会社へ事務手数料として33,000円が必要となります。


現金で一括して払わずに、保証料分として金利に上乗せする(0.2%)方法です。
この上乗せした0.2%の金利分が保証料の分割支払い分ということです。

外枠方式に比べるとトータル的に支払額が多くはなりますが、自己資金が少ない時や、現金を少しでも手元に残しておきたい時にはこちらを選択すると良いでしょう。

3.ローン保証料が必要ない金融機関もある

みずほ銀行やりそな銀行、三菱UFJ銀行などのメガバンクは原則保証料が必要となりますが、必要ない金融機関もあります。

(住宅ローン保証料が必要でない銀行)
〇フラット35
〇楽天銀行
〇新生銀行
〇住信SBIネット銀行
〇イオン銀行
〇東京スター銀行
この他にも一部地方銀行やジャパンネット銀行などの他のネット銀行も保証料不要というところが多いです。