コロナショックならぬコロナチャンス??

コロナショックはマイホーム購入のチャンス!

コロナショックにより世界経済は大ダメージを受けています。
日本は特に、昨年の大雨による全国的な天災被害、そして消費税増税、そして今回のコロナショックにより日本の財政は青色吐息状態です。

全国民への一律10万円支給、休業補償問題など、そして何よりも1年延期が決まった東京オリンピックによる経費拡大。

さらに1年先延ばししても東京五輪が開催できない可能性を考えると、日本は借金を増やしただけという事になり、この膨大な財政赤字は世界から問題視されることになります。

大谷です

日本の借金は2019年12月末現在で1110兆7807億円で、国民1人当たりに換算すると896万円にも上ります!!

この延期されたオリンピックが万が一中止になるとしたら、その最終決断が求められるのは来年の3~4月がリミットになると思われます。

そしてその時期までが、マイホームを購入する大きなチャンスになります。

大谷です

では、なぜこんな時期がマイホーム購入のチャンスになるのか順を追ってご説明します。

1.アベノミクスがアベノマスクに代わりデフレからインフレへと変わる!

日本は、アベノミクスが始まる前は極度のデフレ経済になっていました。
デフレ(デフレーション)は物価が下がり、法人の業績が下がると、個人所得も減り物が売れないという負のスパイラルになる状態です。

安倍政権はこのデフレから早急に脱却すべくアベノミクスが始まりました。
日本は世界でも類を見ない借金大国ですので、この借金を減らしていくという政策を安倍首相が推進してきました。

しかし、ここにきてコロナショックによる大規模な経済対策を借金で行う必要が出てきました。

その借金の一部は、国の借金である国債発行で調達しますので、この国債を返せない確率が上がると、その国の通貨価値が下がります。
そこでさらに通貨を発行し、一層貨幣価値の下落に拍車がかかる事になります。
このようにして通貨価値が急激に下がると、それに反比例して物の価値が急激に上がり、極度のインフレ(インフレーション)になる可能性があります。

これをハイパーインフレと言います。

2.ハイパーインフレで預貯金等の価値が下落する!

日本経済がコロナショックからハイパーインフレに突入すると貨幣価値が大幅に下がります!

実は、ハイパーインフレは戦後の日本で起こっています。
1945年の終戦から1949年の4年間で物価が70倍に膨れ上がりました。つまり貨幣価値が70分の1になったという事です。

インフレになると過去に借りたお金(借金)の価値が下がることになりますので、借金がインフレになった分だけ棒引きされ、国の財政問題は解消されることになります。

だからこそ安倍政権は現在のデフレからインフレ基調に誘導して、国の借金を少しでも解消しようと躍起になっていたのです。

このスーパーインフレが再来すれば、貨幣価値が下がりますので、たとえば貯金の1000万円は、1000万円÷70=14万になり、ほぼ全財産が無くなるのと同じことになるのです。

3.ハイパーインフレに突入する前がマイホーム購入のチャンス!

ハイパーインフレで物価が上がれば、当然、借家の賃料も上がることになります。
物価が上がった分だけ給与も増えれば問題はないのでしょうが、コロナショックで大ダメージを受けた企業の業績がダメージを受ける前の状態に直ぐに回復する事は難しいでしょう。

どんなに早くても1年以上の期間が必要となるでしょうから、その間、物価は上がり、家賃も上がり、貨幣価値が下がり、預貯金の価値も下がれば、間違いなく貧乏人となってしまいます。

大谷です

だからこそ、そうならない様に自己防衛しなければならないのです。
それがマイホーム(不動産)購入なのです!

例えば、先にご説明したようにハイパーインフレになり、1000万円の貯金の価値が14万円に下がりますが、この1000万円のうち、500万円を自己資金として、3500万円の住宅ローンを借りて、4000万円のマイホームを購入したとすると、ハイパーインフレによりマイホームの価値が勝手に上がります。

仮に、戦後のハイパーインフレの様に物価が70倍にならないとしても、仮に2倍になっただけでも4000万円で購入したマイホームの価値が8000万円になったことになるのです。
住宅ローンは借りた3500万円のままでマイホームの価値が8000万円。たった500万円の自己資金で8000万円の資産を手に入れたことになるのです。

4.1年後のオリンピック開催か中止かまでがマイホーム購入の絶好のチャンス!

コロナショックにより、不動産が売れなくなるので価格全般が下がります。コロナショックが収束しても市場の回復には時間が掛かります。

当然、不動産がなかなか売れないと、売主は価格を下げてでも売り抜こうとします。
特に、売主が法人の場合、会社決算の関係もあり、いつまでも在庫として保有して赤字を増やす事が出来ませんので、値引き交渉に応じてくれる可能性も高くなります。

現在は、住宅ローン金利は低く、ほぼゼロ金利ですので、価格が下がった物件が出回ればお買い得となるのです。

こんな緊急事態だから、なるべく節約してお金を使わないようにし、結局自分の財産価値を減らしてしまうのか! それともこれをチャンスと捉えてマイホームを購入するか!